パソコンの選び方
パソコンの値段って違いますよね。
なぜこれほど値段が違うのか?どれを買えばいいの?って疑問に思った事ありませんか?
パソコン選びで大事な点は、用途、使用目的をはっきり決めておく事です。
ノートパソコンにするか、タブレットPCにするか、デスクトップパソコンにするか。
1.普通にインターネットを見たりSNSをしたり、動画を見たり、表計算アプリを使ったりとする程度でしたら、どのパソコンの性能でも出来るようになっています。
スティックPC、タブレット、ノートPC、デスクトップ、どれでもできると思います。
2.写真、動画などの編集をしたりする場合は画像系の処理能力を要求する事になるので、ビデオカードの性能が必要になってきます。そして保存する容量も必要になってきます。
3.クリエイター向きソフトを使う方やハイスペックなゲームをしたりする目的のパソコンは、ノートパソコンでも性能の高い物かデスクパソコンでも高性能な物になってくると思います。保存容量と大きくなります。
映像面では4k、HDR、ウエアライブゴーグル、と画像処理能力が高い物も求められる時代になってきます。
使用目的でパソコンを選ぶ事が大事だと思います。
高性能になるほど、お値段が高くなってきます。
パソコンのメモリーについて簡単に説明
メモリとはデータの保管場所ハードディスク(HDD)からデータを運んでくれる役割をします。
メモリが大きいと沢山のデータを運んでくることが出来ます。
そして、運ぶスピードが速い、遅いとあります。
データを記憶するときは逆の作業をします。
メモリからハードディスクに渡す役割をします。
引っ越しを例にしますと、沢山の人数で荷物を運ぶ方が早いですよね。
そして、大きな部屋(HDD)ほど、荷物が沢山入ります。
パソコンにはオペレーションシステム(OS)と言う大家さんがいるので、大家さんは隣の部屋に住んでいます。
大家(OS)さんも大きな荷物を運ぶ事があるので、途中で通路を譲らなけれならない時があります。
メモリは大家(OS)さんを優先します。
通路を広くしたら、同時に荷物を運べるようになりますよね。
通路の広さ、部屋の広さが大きいほど余裕が出来ます。
メモリはOSも使うので、OSが使う容量と貴方が使う容量の二つを同時に作業出来る分が必要になってきます。
貴方が使う容量が少ないとパソコンが重たく感じる事があります。
マザーボードについて簡単に説明
マザーボード (Motherboard) またはメインボード (Mainboard) とも言われます。
CPU、メモリー、グラフィックカード、ハードディスク、電源、DVDドライブ、各種拡張機能をつないでくれるメイン基盤となります。
この部品が全部つながる事でパソコンになります。
モニター、マウス、キーボードもすべて、マザーボードに繋がっていてすべての機能をまとめてくれる働きをします。
マザーボードの主な構成部品は、「チップセット」「CPUソケット」「メモリーソケット」「バッテリー」「ATX電源コネクタ」「スピーカー」「IDEコネクタ/SATAコネクタ「PCIスロット」「ビデオカードスロット」などです。
ここまで来ると分かりづらいですが、全てを繋ぐ役割を果たしてる物だと思ってください。
マザーボードにも種類があります。
車で例えるなら、軽自動車には軽自動車のエンジンしか乗せれないですよね。
トラックのエンジンを軽自動車に積もうとしても無理なように、マザーボードも積み込みができるCPUの種類、メモリーが違ってきます。
パソコンで部品を交換したりするのが難しく感じのは、今、使ってるマザーボードにどのパーツが合うのか分からない点だと思います。
今お使いのパソコンに高性能CPUに交換したいと思う事ってありますよね。
マザーボードの型番を調べて、どのCPUまで対応(交換)出来るかメモリーはいくつまで拡張できるか、各種マザーボードメーカーサイトで確認することができます。
マザーボードも拡張性の高い物はお値段が高くなります。
パソコンは全てのパーツ構成でお値段が変わってくるので、安いパーツばかりを集めて作られたパソコンは安く、高いパーツ構成で作られたパソコンは高くなります。
ここが市販されているパソコンの値段の差だと思います。
CPUについて簡単にまとめ
CPUとはCentral Processing Unit(中央演算処理装置)で、簡単に言いますとパソコンの内部装置の制御やデータの計算を行う人間で言うなら脳にあたります。
一秒間に命令の実行速度をGHzで表現します。
この数字が大きいほどCPUの性能が高いと言えます。
CPUには、スマートフォン用、ノートパソコン用、デスクパソコン用、タブレット用があります。
デスクトップ用のCPUは大きい為、スマートフォンには入らないです。
スマートフォンとタブレットには同じCPU(大きさが小さい為)が使われている事もあります。
コア数とはCPU内部に存在するプロセッサコアの数。
理論的には、コア数が多いほど性能が高くなります。作業する人数と考えてみましょう。
デュアルコア(コア数2)クアッドコア(コア数4)ヘキサコア(コア数6)
スレッド数とはCPUが同時に処理出来る命令の数です。
スレッド数が1のものを「シングルスレッド」、複数のものを「マルチスレッド」と呼びます。最近ではほぼマルチスレッドです。
このスレッド数が多いほど並行作業出来る数も増えるのでスピードが速くなります。
TDPとは熱設計電力のことです。
CPUの最大消費電力の目安としても使用されますが、実際の消費電力とは異なるため注意が必要です。
クロックとは、CPUが1秒間に発生させるクロック回数の事。基本的にはこの値が大きいと、同一時間内に処理できるデータ量が多くなるため、処理性能が高いと言えます。
では市販されているパソコンのCPUを見てみましょう。
Core i5-6267U(2.90GHz)(TDP 28W)
このような簡単な記載しかないと思います。
Core i5がCPUの種類
6267からは代6世代の製品と分かります。一番頭の文字が生まれた日にちです。
6の後の267数字が高いほど性能がよくなっています。
最後にUと言う文字が入っていますので、これはウルトラブック向きに作られたCPUとなります。
CPUだけを見ると、これは性能が良い方になると思います。
パソコンを作ってるメーカー、販売してるメーカー。
スティックパソコンの使い方
テレビやモニターのHDMI端子に直接挿して使える超小型パソコン。携帯電話よりも小型サイズです。
スティックパソコンが登場したのは、ごく最近で2014年12月マウスコンピューターが最初で、その後、各種メーカーから発売されるようになり、複数メーカーのモデルが選べるようになりました。
本体の先端にあるHDMI端子をテレビやパソコンのディスプレーに挿して、もう片方の端にあるmicro USBポートに付属のACアダプターをつないで給電態勢を整える。あとはマウスやキーボード、WiFiなどのインターネット環境を用意します。
これで簡単にテレビがパソコンになります。
価格も6千円~3万円弱とリーズナブルなものが多いです。
テレビでインターネットをしたり動画を見たり、仕事で会議室のテレビを使って社内プレゼンをしたりと、幅が広がってくると思います。
ポケットに入るコンパクトなので旅先や出張先で書類の作成や動画の視聴、ワード、エクセルの編集、など気軽に出来ます。
ただ、デメリットとしては、3Dゲームや動画の編集などの重たい処理には向いていません。
インテルからCPU性能、グラフィック性能が高い製品も出てくるので、幅広い活用が出来るようになるかもです。