CPUについて簡単にまとめ
CPUとはCentral Processing Unit(中央演算処理装置)で、簡単に言いますとパソコンの内部装置の制御やデータの計算を行う人間で言うなら脳にあたります。
一秒間に命令の実行速度をGHzで表現します。
この数字が大きいほどCPUの性能が高いと言えます。
CPUには、スマートフォン用、ノートパソコン用、デスクパソコン用、タブレット用があります。
デスクトップ用のCPUは大きい為、スマートフォンには入らないです。
スマートフォンとタブレットには同じCPU(大きさが小さい為)が使われている事もあります。
コア数とはCPU内部に存在するプロセッサコアの数。
理論的には、コア数が多いほど性能が高くなります。作業する人数と考えてみましょう。
デュアルコア(コア数2)クアッドコア(コア数4)ヘキサコア(コア数6)
スレッド数とはCPUが同時に処理出来る命令の数です。
スレッド数が1のものを「シングルスレッド」、複数のものを「マルチスレッド」と呼びます。最近ではほぼマルチスレッドです。
このスレッド数が多いほど並行作業出来る数も増えるのでスピードが速くなります。
TDPとは熱設計電力のことです。
CPUの最大消費電力の目安としても使用されますが、実際の消費電力とは異なるため注意が必要です。
クロックとは、CPUが1秒間に発生させるクロック回数の事。基本的にはこの値が大きいと、同一時間内に処理できるデータ量が多くなるため、処理性能が高いと言えます。
では市販されているパソコンのCPUを見てみましょう。
Core i5-6267U(2.90GHz)(TDP 28W)
このような簡単な記載しかないと思います。
Core i5がCPUの種類
6267からは代6世代の製品と分かります。一番頭の文字が生まれた日にちです。
6の後の267数字が高いほど性能がよくなっています。
最後にUと言う文字が入っていますので、これはウルトラブック向きに作られたCPUとなります。
CPUだけを見ると、これは性能が良い方になると思います。